「OGK エアロ・SN / エアロ・TP」
受注生産のトラック/TT用ヘルメット。カーボン製のシェルは自重でたわむ程、また光が透ける程に薄くて、内部に帽体が入って居るにも関わらずメーカーサイトによるとどちらも「公道使用不可」です。 帽体と一体化させて居ないため強度が足りないのかも知れません。トラック用の「エアロ・SN」はとても美しい形状をして居ます。シェルが大き過ぎかと思ったけれど被ってみると意外と気になりませんでした。 TT用の「エアロ・TP」は他社製のものと比べるとかなりずんぐりとした印象で今ひとつ。帽体が1サイズなので注文生産とは言えテーラー・メイド的な要素は特にないようです。
「 OGK REDIMOS」(未撮影:リンクはサイクリングタイム。)
恐らくは「OGKカブト」の次期フラッグシップモデルです。全体の印象は「MOSTRO」と似て、相変わらず捉えどころのない野暮ったいフォルムですがディティールの工夫で若干垢抜けた印象。特に後方からの見た目は改善されて居ると思います。 記憶が確かなら樹脂パネルをカーボンのリブで補強した、「GIRO Atmos」を真似たシェルだったはず。 「MOSTRO」以上の強度と通気性を同時に獲得して居て、それと引き換えに若干重量が増して居ます。
「LIMAR CARBON PRO104 」
従来型の「ULTRALIGHT PRO 104」にカーボンパーツを追加して補強したモデルで若干の重量増です。 シンプルで美しい形状に表面仕上げのされて居ない無骨なカーボンが剥き出しになって居るところがミスマッチで残念ですがグリーンやブルーの単色モデルが選べるのは魅力かも。未だに「WORLD'S LIGHTEST HELMET」のデカールが貼られて居るのはご愛嬌です。
「GIRO Prolight」
世界最軽量を謳う「Giro」の最新型です。サイクルモードでは白、黒の単色モデル(Mサイズのみ)が展示されて居ました。「Ionos」を発売した時の「安全確保には前縁部や前頭部のボリュームが必要」って言う主張は 何処へやら、帽体がかなり小さくて、キツくて被れないかと思ううちに頭が帽体の天辺に当たってしっくりと収まる感じ。 他社の超軽量モデルがカーボンリブを追加したりして「Atmos / Ionos」化して居る中、元祖のこちらは前頭部がリブを排した一体型シェルになって居ます。 単色モデルを写真で見ると前部の穴付近がやや寝呆けた印象に見えますが実際は上のようにシャープなディティールがあります。全体のフォルムは「GIRO」製品らしくとても奇麗です。
「GIRO Atmos」
未だに生産されて居る息の長いモデルです。機能的な変更はなくて、カラーバリエーションだけ。 プロへの供給がなくなったせいかデザインの自由度が増したみたいで、今回はマット・ブラックとPOPカラーのコンビネーション。お洒落な印象です。
「GIRO Flume」
子供用のかわいいデザイン。残念ながら子供用1サイズのみです。
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