2009年11月5日木曜日

OGK MOSTRO 超軽量。但し、

※重量は当社計測による参考重量のため、実際の重量と若干異なる場合があります。(OGK Webサイトより)

巷で大人気のOGK MOSTRO」です。とにかく軽いって言う部分に興味はあったものの形状と配色の野暮ったさが気に入らずに長らく様子見して居たのですが、それらがかなり目立たない「Dura Ace」カラーなるものが出た折に入手しました。発泡樹脂部分が明るく目障りに感じられたのでそこだけ写真のように染色しました。塗装をすると重くなっちゃう上に樹脂を痛めて強度が下がる恐れがあって良いことなしなので、ちょっと趣を変えたい向きには染色がお勧めです。

公称ではS/Mサイズで190グラムですが、自分の買った個体は1割以上も重量オーバーして居ました。発泡素材を使って居るので多少の誤差は仕方ないとしても、「超軽量」を謳った商品としては失格です。正しく「XXXグラム以下(A.Iネット含まず)」的な記述をするべきでしょう。

長らく愛用して来た「Giro Atmos」と比べれば十分に軽くはなったものの、やっぱりちょっとくやしいので、支障のなさそうな範囲でアレンジしてみました。
  • A.Iパッドをやめてインナーパッドに。前縁部は汗留めのため、後頭部はクラニウムロックが髪に絡まるのを避けるために必要ですが頭頂部は不要そうなので使わないことにしてフィッティング用のシールも剥がします。
  • クラニウムロックのダイアルを裏側のピンが折れない程度に薄く削ります。
  • ストラップは嵌め込み式なので取り外せます。外して薄手のリボンに換えます。
  • ストラップを位置決めして縫い留めしてしまうことで調整用の金具は捨てられます。
  • 両脇のカブトの赤いロゴシールは薄手の反射テープに換えて、ついでに(使用して居るコンポが「Campagnolo」なので)「MOSTRO-DA」シールも剥がします。
  • 帽体裏は「アマ車連」シールだけ残して残りは捨てます。
ここまでやってもまだ196グラム…。こうなるといよいよ来年発売の「Giro Prolight」に気移りしちゃいます。こちらは175グラムだとか。

下の写真は2007年のサイクルモードに出品されて居た「Mostro」の欧州向けサンプル(未発売)。こう言う他社にない素敵なデザインのものが市販モデルになれば良いのにとても残念。

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