2009年12月4日金曜日

世界最軽量(だった)ヘッドセットの話


最近、ロードレーサーのステムを「Ax-lightness Zeus」に換装したことでコラムの長さが足りなくなってスペアのフォークを下ろしたのですが、それだけの理由で元のフォークを捨てるのは勿体無いので手頃なヘッドセットを探して居ます。

組み立て当時、軽量パーツ業界で一番目立って居た「m2 racer」の世界最軽量ヘッドセットはプラスチック製の初代(39グラム)、アルミ製の二代目(37グラム、写真上)とも試しました。この2つは後にメーカーが全品回収することになって廃業の大きな要因となってしまった曰く付きの商品で、残念ながらどちらもまともに使えるレベルにはない、とても危険なものでした。ブレーキレバーを引いて前に力をかけるとフォークが後ろにスライドする程。(家にあったストックは「m2 racer」廃業の折にサドルやペダルと等価交換して貰ったので今は所有して居ません。)

これに懲りて現在は信頼のブランド「Chris King」を使って居るので性能には不満がないものの20年前の軽量パーツは今となっては流石に重た過ぎです。折角なら軽いものを選びたいってことで候補は下の2つ。

Cane Creek AER.TR」:上ワンのベアリングを省略、テフロンブッシュにして46グラム

KCNC Morion M3」:セラミックベアリング採用で44.5グラム

他にも竹やトラス構造のフレームを作って世間を賑わせて居る「BME」からは古くから超軽量なヘッドセット(セラミック:50グラム、ブッシュ式、43グラム)が出て居ますが、ハイトが高そうなので候補外です。

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