2009年11月30日月曜日

Continental COMPETITION "Lightweight" タイヤ

上の写真は「Lightweight」ホイールを製造、販売して居る「Carbon Sports」社が販売する「Lightweight」シグネチャーバージョン。残念ながら一般品より特別に軽いって言う事はないですが、トレッド、サイドウォール、ふんどしがオールブラックで精悍な印象。当初は22mmの「COMPETITION」みでしたが、現在では「PODIUM」、19mmモデルと「Continental」社の高性能チューブラー全てが揃って居ます。「Lightweight」ホイールに嵌めると、ホイールとタイヤで同じロゴが縦に並ぶのがちょっと煩いです。

自分はホビーとして自転車に乗って居るので、何かと「決戦用」とか「練習用」とかと言って殆どの時間を占める「ケ」の日に敢えて贔屓のものを使わないなんて言うのはとても勿体無いと思うから、「常時使えるなるべく軽くて良いタイヤ」を求めて色々と試します。

とは言っても、巷の高性能カーボンホイールはその多くが未だにチューブラー専用(うちもチューブラー)なのに、タイヤメーカーの目玉商品は既に軒並みクリンチャーに移行して居るような、両者の最新版を同時には味わえない微妙な現状にあってはそう多くの選択肢がないんですけど…。

辿り着いたのは目新しさが全然ないけど上に挙げた「Continental COMPETITION」。上りオンリーとかでなければこれで全てをこなします。19mm が235g位、22mmが265g位と、「TUFO」のタイヤと比べてかなりの重量級ながら走ってみるとこれが(特に22mmの方が)実に軽快に転がります。グリップも自分にとっては不満なし。さらに調達も容易で標準タイヤとしては申し分ないと思います。持ちがちょっと悪いのと重量はガッカリポイントなのですが、ここはその他の性能と相殺して我慢の出来る所です。タイヤをリムに嵌めるのはもの凄く大変で、1回限りとは言えかなり嫌な作業です。

上の写真は一般に市販されて居る「COMPETITION」。トレッドはグレーでサイドウォールは(色々なバリエーションがありますが、基本は)黒です。「Lightweight」版と比べてソフトな印象で、このモデルなりの趣があります。自分のフレームにはこっちの方がしっくり来るかも。

2009年11月29日日曜日

m2 racer Eagle サドルの改造

今日からいよいよ本格的に寒い季節になって来たようす。

自分のワードローブには真冬用(メーカーサイトによると6℃以下用)のビブショーツしかないので先週位までの陽気だと日中が暑くて辛いために多少寒くても夏用で済ませて来たけど、いよいよ衣替え。

夏用は「s5」パッドでサドル側にパッドは不要ですが、冬用は旧モデル(オレンジ色のパッド)なので長時間乗ると股間の2箇所に痛みが出ます。そこで冬の間だけサドルをパッド付きのものに交換します。ローラー台に乗る度にレーサーパンツを穿く必要もなくなります。

ベースはスペアの「m2 racer Eagle」です。ベースに5mm 厚の発泡ウレタンを貼付けて、ダイアモンドパイソンの皮を(滑り止め効果を狙って逆撫でになるように)貼り付けて居ます。
車体が地味なので色は鮮やかなライムグリーン。

【パッドの貼り付けについて】

パッドにしたい材料をサドル全面に両面テープで貼付けて、はみ出た所を切り落とします。革を貼らないで済ませるなら、5mmから10ミリ位までの発泡ウレタン等がお薦め。ウレタンを一度仮り留めにして、サドルに貼る前に耐水ペーパーで角を均一に撫でて角を落としたり、全体の形を整えたりしてあげると既製品のように奇麗に仕上がります。パッドの上から革を張る場合は、内部のウレタンは切りっぱなしでも大丈夫。

【革の張り付けについて】

サドル面より一回り大きく切った革を用意します。パッドを侵さないボンド(自分はスチのりを使いました)をパッド全面に塗り付けて、半乾きになったら、そこに裏側まで巻き込むようにして革を貼ります。糊が乾くまではサドルの裏側部分で引っ張り合うように縫い合わせ※ておいて(弱粘性のテープでぐるぐる巻きにしても可)、乾いたら仕上げにマチを切り残してサドルの裏側に糊付けして出来上がりです。

薄手で伸び易い革を使えば写真のようにかなり入り組んだ形状でも十分に元の形状に沿ったものが作れます。特別な工具を必要としない簡単な作業ですから落車してサイドを切ってしまったり、革がくたびれて来たお気に入りのサドルの再生にも有効です。

※「裏側で縫い合わせ」方式でやる場合、内装するパッドはサドル面や革に貼り付いて居る必要がないので接着剤や両面テープでの固定が出来ないGelパッドとかソルボセイン等を材料として使うことも可能です。あと、スチのりは乾くと硬くなるのでパッドの上面には塗らない方が良いかも。

2009年11月28日土曜日

ロード用タイヤの空気圧管理

非力な上に体重が軽いせいで、フロアポンプを使ってタイヤにエアを入れるのは毎度毎度骨が折れます。夏場等は出動前の空気入れで汗をかいちゃいます。22mmタイヤに8.5気圧入れる位までは定番の「SILCA」と「HIRAME ポンプヘッド」との組み合わせで頑張って居ましたが、「TUFO Elite 100g」のような10気圧オーバーを求めるタイヤを使う段になった時、この立派なセットをもってしても耐え難い作業になりました。それでも、乗る度にキッチリ測って、減った分は入れ増ししたい。

そこでコンプレッサーを導入しました。日々、「楽をしたい」と思いつつもなかなかにそんな甘いことは見つからない中で、これは本当の意味で「楽」が出来た数少ない機材です。塗装用のものと違ってとにかく高圧に耐えて(1,500KPa位)動いてくれれば品質はどうでも良いので、ホームセンターで売って居る自動車用バッテリーチャージャーに車載用のコンプレッサーを繋いで、そこに「HIRAME」を移植しました。

まさにあっと言う間、全く労せずに空気が入れられます。楽だから頻繁に空気圧を管理するようもなれるので、本当にお薦めです。エアの抜け易いローラー用のタイヤも日々規定最大圧にしてから使おうって気になれます。これを導入以降は人力での充填はやって居ません。

2009年11月27日金曜日

軽量ボルトへの換装

直接の軽量化とはちょっと違いますが以前から不思議に思って居るのがディレーラーの作動幅を決める「リミットスクリュー」。ここだけプラスネジになって居るのですが何かそうすべき理由があるのでしょうか?

レースの中継で、メカニックが走行中の自転車に車を横付けして調整して居るシーンが映されることがありますが、そう言う不安定な状況下でのサービス性からの要求なんでしょうか?でも、そんなことはしないはずのMTBのディレーラーも同じくプラスドライバー仕様なので単にそれだけが理由でもないような…。

自分の用途だと他のネジがほぼヘキサゴンレンチで扱えるのにそこだけドライバー持ち出して整備するって言うのは億劫なので、前後ともヘキサゴン対応に換えてしまって居ます。フロント(上の写真)はアルミ製、リア(下の写真)はアルミだと頭が大き過ぎて入らないのでより丈夫なチタン製の頭をちょっと削って入れました。これで携行ツールも減らせます。

一般にボルトの軽量化とは「鉄」→「チタン」→「アルミ」→(カーボン)と換える事で素材の比重差を利用するものです。1ステップの軽量化だと嬉しさは少ないですが、純正品の鉄ネジがアルミ製に換装出来たりするとかなり得した気になれます。錆びる部品が減って行くと言う所も大いに魅力的です。もう一つ、中空ボルトの採用と言う手があるのですが未だみつかりません。3年前から狙って居たここは本国サイトが消えて居るのでもう潰れてしまって居るかも。

カンパニョーロ・レコード(10S)のフルセットの場合、比較的簡単に純正よりも軽量な物に交換可能なボルト、ワッシャ、アクセル、ほか各種特殊パーツは40個程で、アルミ/チタンの混成でトータル155グラム、オールチタンだと170グラムだとか。(ペダルは別にして、シートポスト用ネジとかハブシャフトをも含んで居るのでやや大きめの数字です。)

このうちフロントディレーラー9パーツのアルミ化では僅かマイナス1〜2グラム。リアはフロントと比べれば大型のパーツの換装になるのでもう少し効果有りとは言え、1箇所での効果はどこも結構小さくて、それでも全部かき集めれば、主にスチールボルトで組まれた純正品のセットと比べて100グラム程度の軽量化が望めるそうです。(自分の場合、端から換えて行ってしまって居るのとカンパニョーロ製部品をあんまり使ってないので正確な所はちょっと不明です。)

2009年11月26日木曜日

Schmolke カーボン製ボルト


Schmolke」の「Carbon Screw」は、他社製のものより仕上げも美しく、M4からM6サイズまで各種ヘッド形状のものが取り揃えられて居ます。長さのバリエーションは少ないですが長さを詰めるのは極めて簡単です。

ところが自転車で多く使われて居るM5(写真右)だと、締め付けトルクが1.5Nmまでしか許容されて居ないため勢い余って沢山入手してみたものの使用出来る箇所が極めて少ないことに気付きました。逆に「付いていればO.K.」みたいな部分にはより軽量なナイロンボルト(左)で十分機能してしまうので、もうちょっと丈夫になってくれないと実用にはまだまだって感じです。

シートポストのハンガー部やステム、ハンドルへの使用は当然N.G.で試してすら居ませんが、いけるかも?と思って試してみたけどダメだったのは、フロントディレーラーハンガーの固定やディレーラーワイヤー、「PowerCordz」の固定です。

通常のボトルケージの固定、プーリーの固定には十分使えます。意外とブレーキシューの固定にも耐えますが、市販のものだとフロントにはアルミすら使って居ないものが多いのでちょっと怖いですね。もっと小さなものがあればディレーラー調整ボルトとかには十分使えそうですが現状そのサイズのものはありません。

ナイロンボルトは、ボトルケージが1個しか要らない場合の穴塞ぎ用とか、BB下のワイヤーリードの固定、サイクルコンピューターやライト等のマウントブラケットの固定に使えます。ボトルケージの固定には耐えられません。

2009年11月25日水曜日

チタン製チェーン色々

自転車用チタン製チェーンは、もう10年以上も前から「Viking」と言うアメリカのメーカー(最近潰れたようです)から上の写真のシマノ8速用が出て居て、これが106リンクで231グラム。ところがこのモデルは横にしならない上に、プレートからリンクピンが飛び出して居たりするものがあるためにディレーラーでの使用は不可能で「トラック専用」と言えるようなものでした。飛び出たリンクピンを1つ1つ削ってみたりもしましたが結局使えるようにはならず、そのまま倉庫行きになってしまいました。

ドイツの「Wippermann」が出した「Connex 10TR」は限定版ながら久々に登場したチタン製のチェーンで、こちらは若干左右のしなりが少ないものの十分に変速機付きの自転車に使えます。106リンクで226グラム、仕上げも大変美しいです。「Viking」もこちらもリンクピンだけはステンレス製です。

最軽量を謳って巷で大人気の「KMC」と言う台湾メーカー製の「X10SL」は「TiN(チタニウムニトロイド)コーティング」の鉄製チェーンで、チタン製ではないですが同リンク数で230グラム。厳密には「Connex 10TR」の方がちょっとだけ軽量なので最軽量ではないのですが鉄製チェーンとしては十分に軽量な上に、シマノの「Dura-Ace」チェーンの製造者って所で安心な印象を与えて居ます。「Connex」より仕上げはやや雑です。

現在では、こちらも台湾の「Yaban」と言うメーカーが出したチタン製と思われるチェーンが106リンクで実測218グラムとのことなので、これが恐らく流通して居るものの中では最軽量でしょう。商品説明には「※含油潤滑性能」が謳われて居ましたが、チタンで含油のものは聞いた事がないので、これが本当ならかなり興味有りです。静粛で寿命も一般のチェーンの2倍とか。但し10スピード限定です。

【Yabanのチタン製(と思われる)チェーンのスペック】
  • 名称:SL210-T(TAITANIUM CHAIN)
  • Dimension:1/2"x11/128"
  • Speed of Sprocket:10
  • Weight:210grams/110L
  • Pin Length:5.9mm
  • Special Material: Self-Lubricating Chain Material
  • Enhanced Durability: Twice as long as a normal chain Noiseless
※含油潤滑:鉄では古くからある技術で、摺動部の金属中に予め潤滑油を含浸してあって、極端に言えば注油等の潤滑を不要とする技術です。

•写真は上から「Viking Titanium」 、「Connex 10TR」、「KMC X10 SL」

2009年11月24日火曜日

Tune Skyline スキュアー、実測17.5グラム


ホイールのクイックレリーズからレバーを省いて軽量化する手法は、古くは「Gonzo(廃業)」、「m2 racer(廃業)」等、いくつかのメーカーが採り入れて居て、その時代なりの超軽量を達成して居ます。多くのモデルでは携帯出来る専用工具で取り付けることで盗難防止効果も高めて居ます。

現在も「ATIK」や「OMNI racer」等の「m2 racer」のコピーモデルや、5mmのヘキサゴンレンチで締め付けの出来る「DELTA」等、多数の商品が流通して居ますが、その中でも一番軽そうなのがこの「Tune Skyline」。前後セットで実測17.5グラムです。

アマチュアにはパンクしてもスペアホイール持って走って来てくれる人が居る訳ではないので「クイック度」はこれで十分なのですが、テコが使えないためにスパナでの締め付けにもの凄い力が要る(割にスパナが貧弱な)ことや、ピタッと定位置に締め込むのに無駄な神経を使う事等、使い勝手は今一つで、ホイールの脱着が億劫になってしまいます。

今は「パワークランク」を回すのに、毎日ローラー台用ホイールと履き替えないとならないため、同じ「Tune」製でホイールメーカーのOE版「AC 14」を使って便利して居ます。こっちは前後で49グラムです。(写真手前。奥に写って居る方は「Skyline」)

2009年11月23日月曜日

m2 racer ボトルケージ、実測7グラム

ボトルケージなんてどうせどれも大差ないから軽ければ軽い程良いと思って居たので、当時それなりに軽量(1個7グラム)だった紙のように薄い「m2 racer」のボトルケージを入手しました。(ネタが古くて済みません。)

他社製でこれより軽量のものはボトルの形状が下に向かってすぼんで居ないとダメとか、見た目が極端にアレだったりとかで、まだ十分に無難なだ線と思ってこれを選んだのですが、正直色々な部分に不備がある製品でした。

一番の問題はキャップボルトで取り付けるとボルトの頭が邪魔してボトルが入らない(!)ことです。一般のボトルケージにある取り付け部のクリアランスを確保するための段差がないのです。シートチューブのディレーラーハンガーの厚み分すら邪魔になる有様。仕方ないのでナイロン製のワッシャーを可能な限り薄く削ったものと、アルミのキャップボルトの頭を削り落としてスパナで締め付け出来るようにしたもので取り付けてあります。(そのせいで出し入れの際にボトルのプリントが削れてしまいます。)工作ついでにボルトを中空にしました。

このデザインにも関わらず意外とボトルが飛び出したと言う事はなく使い勝手も悪くないのですが、兎に角剛性がなくてものを入れて悪路を走ったりダンシングすると左右に揺れるし、潰す方向に強い力をかけると割れてしまいます。いずれ換装するかも。

過去にはナイロンボルトでの取り付けも試した事がありますが水を入れて走ると走行中の振動で千切れるのでお薦め出来ません。

2009年11月22日日曜日

Compex (EMS機器)で筋力増強

Compex」は自主的な運動なしに筋力が増大すると言う、まさに「待ってました」的なトレーニング機器として2006年に導入したEMS「電気的筋肉刺激」のための装置です。

意思の強弱に関わらず脳からの指令による筋肉の出力には限りがありますが、外部からの電気刺激による強制的な筋収縮は(電流を増やせば)容易にそれを超える事が出来る訳で、それをもって自分の意思では絶対に出来ないような高負荷での鍛錬を実現すると言う、これこそサボりたがりの自分のためにあるような機材に思えたのです。

導入前の思惑としては、仕事のメール等を処理したりする間に自転車に使う諸筋肉の増強を図れるはずだったのですが、やってみるとこれが猛烈に痛くて他のことには集中出来ません。せいぜいTVを見るくらいが関の山です。加えて1メニューに30分を要するので、なかなかあそこもここもと言う訳には行きません。

まあでも痛いのさえ我慢すれば心臓も楽ちんのまま、汗もかかずに見た事のないくらいに自分の筋肉が収縮し続けてくれる訳で画期的であることは間違いありません。その効果は覿面で短期間のうちに筋肉が太くなり、筋力が増します。但し、これだけで鍛えた場合、恐らくは通常のトレーニングでは追随して成長するはずの心肺機能やATPの再合成力、乳酸への耐性等が向上しないんじゃないかと心配でもあります。燃費を落としたり持久力が下がったりの弊害があるかも知れません(この懸念が正しいかどうかは知りませんが、それで「POWERbreathe」を導入したって訳です)。

僕のモデルは初期型の「SPORTS」と言う製品ですが、買ってすぐの頃からケーブルの接触不良が余りに頻繁だったので使うのをやめてしまいました。翌年のサイクルモードで販社の方に伺ったところ、「(一見しっかりして居るように見える)本体側のコネクタがすぐに駄目になるから一度差したら抜かないで欲しい」と説明されました。現行モデルは「パフォーマンス」と言うものに変わって居て、ケーブルの型番も違う(方式も見た目も殆ど同じですが)のでひょっとするとコネクタには改善がなされて居るかも?

長らく埃を被って居ましたが久々に発掘したのでケーブルを新調して引き脚用の筋肉強化等で再開しようかな?と思って居ます。
※購入当時の写真です。


2009年11月21日土曜日

世界で1番軽い(?) m2 racer Eagle サドル

恐らく未だに世界最軽量のサドル、「m2 racer」の「 Eagle」は重量僅かに39グラムです。

これに当時最軽量を誇った「Schmolke seat post TLO」(31.6mm径で80グラム、現行モデルとはクランプの方法が違います)を組み合わせて、未だにそれを使って居ます。この手のサドルは良く壊れると言われて居ますが、4年経った今でも現役です。座面は結構硬いんですが、「assos」の水色パッド「S5」を履いて頑張ってクランクを踏み続けて居ればお尻が痛くなる程ではありません。漕ぎ出しから暫くはお尻が滑りますが、ちょっと走ると体からの水分でレーパンが座面にピタッと吸い付くようになって安定します。

ストレート形状のポストだと今以上にはサドルを下げようがないのですが、最近サドルの後端にお尻を乗せて居ることが多くなって来たのでセットバックのあるタイプへの変更を検討中です。候補は、「Ax.2200」ですが重量は今とそんなに変わらないかも。
「Schmolke TLO 」シートポストは最低、最大突き出し長の部分にラインが引いてあってその間は5センチ程度です。一般のアルミポストの様にユーザーの利便性を考えて付けられた印ではなくて、そこ以外は極端に薄いので締め付けに耐えられないのです。導入の際に長目のを買っておいて要らない部分をカットする等の使い方は出来ません。
締め付けトルクはマウンティングペースト利用で3Nm推奨、リミットは5Nmです。

2009年11月20日金曜日

Schmolke TLO ハンドルバー

今のロードレーサーを組み上げた2005年当時、最軽量のハンドルバーは「Schmolke TLO」でした。

それから4年、現在では後発の「ax-lightness」の「 Ax.4000」(本年夏発売)との重量差がプラス5グラム±10グラムと言うポジションになって居ます。運が悪くなければ「Ax.4000」に置き換えるとより軽量化が図れるのですが、いわゆる下ハンに相当する部分を完全に失ってしまうことと、20mm幅広になることから導入にはちょっと躊躇して居ます。

バリエーションについては当時の1タイプ(現在「Ergo-0° TLO」と呼ばれて居るもの)のみから、クランプ径やハンドル形状の異なる5種類が展開されるまでになり、この手の規模のメーカーにしてはもの凄く入れ込んで居るように思えます。

TLO」の重量は400ミリ幅(ここの寸法表記は外/外なので芯/芯だとおよそ380mm相当)で今でこそそんなには凄く思えない実測130グラム、そうは言っても、クランプ部以外は紙のように薄いので、TT用の装備を着ける場合にはそこを補強したものを別注する必要があって、重量は+8グラム、あと、ノーマルの「TLO」は下ハンをダイエットして居るのですが、そこを伸ばしたいなら+7グラムです。

この手の軽量カーボンパーツには大概締め付けトルクが規定されて居ますがこの商品の場合、「ステムに取り付ける際の締め付けトルクはグリスアップしたボルト使用で5.0Nm(以前使って居た「Syntace F99」の場合は3.5Nm以下)、但し、フィッティングペーストを使う場合は3.5Nm、グリスレスのボルトの場合は+1.0Nm、シフターの組み付けはマウンティングペースト使用で4.0Nm」と、過去に色々事故があったんだろうと勘繰りたくなる程にやたらと注文が多くて、このハンドルの導入に合わせて0.1Nm単位でプリセット出来るトルクレンチを新調する必要に迫られました。自分の場合、この間入手した「ax-lightness Zeus」の規定トルクが3.0Nmなのでそこは低い方に合わせます。

Schmolkeのハンドルは「Ax.4000」より柔らかく、しなる(からダメ)と言う事も聞きますが、単体でギュウギュウやったり、硬いステムと合わせた状態で比べると「まあ、確かにそうかもですね」と言える位。逆に柔なステムなら気にならない位の差だと思います。

2009年11月19日木曜日

世界最軽量(?)パワーメーター「MetriGear Vector」

来年第一四半期に発売される予定の「MetriGear」社のペダル内蔵型パワーメーター「Vector」に期待して、更新情報はないかとまめにチェックして居ます。

市場に出れば高精度(日々向上して今や誤差は±1.5%)のパワーメーターとしては恐らく世界最小、最軽量の(50グラム+ヘッドユニット)の製品となるはずです。しかもその重量のほとんどはケースと電池でしょうからまさに驚異的。左右のペダルに加わる25グラムはそれが回転部分の最外周って言う欠点も十分無視出来るレベルと言えるかも。

ペダル軸上の踏力を計算する方式ですから、自動車で言うとこっちが「グロス値表示」で、「PowerTap」は「NET値表示」みたいな感じでしょうか?どっちの計測方法が理想かは別にして、各社の高性能の新型ホイールはどれも完組で出されることが多いのでそれらを自由に選べる「Vector」の方式により多くの支持が集まる気がします。

当初は「SPEEDPLAY」のクロモリアクセルモデルに組み付け、調整された状態で発売されることに決まって居るものの、その他のペダルへの対応やユニットのみの販売については今の所未定だそうです。出力を表示するヘッドユニットはこの会社からは提供されないため、ユーザーが別途ANT+対応のものを用意する必要があります。想定されて居る一番手頃なものだと「Garmin」の「Edge 500」で、「Forerunner 310XT」とかでも可能と言う話。

以下、大まかに伝えられて居る情報です。
  • 左右のペダル軸(中空である必要があります)に1つづつセンサーユニットを挿入、クランクシャフトの歪みを出力に変換して,クランク側の送信機からヘッドユニットに送信する仕組み。各種センサーが内蔵されて居てマグネットなしでケイデンスが取得出来たりする。
  • 本体はこの軽さにも関わらずインジケーター付きの充電式で、最新のヘッドユニットである「Garmin Edge 500」のランタイムですら18時間である事を考えれば必要十分と言える「20時間の連続使用」が可能。
  • ソフトウェアの更新等はANT+準拠のPC用ドングルを介して行う。
  • 出力値は左右を別個に取って居るが、当面はより多くのメーカーのヘッドユニットに適応させるために個別のデータを合算してトータルの出力値として扱う構想で、従ってヘッドユニットにもその値が表示される。近い将来には左右個別のデータがモニター出来るようになるはず。(今も日々進歩して居るので発売までに対応出来ちゃうかも?)
  • オプションとしてユニット1個(マイナス25g)のみで取得データを2倍するみたいな使い方も可能らしい。但し同じ計算方式の「ERGOMO」がそれで良い結果を出せなかったので敢えて2個使いを標準とした経緯があるので推奨はしないとのこと。
  • 奇しくも左右のペダルに1個ずつのセンサーを取り付けて使用する仕様になったため「PowerCranks」を使っても正しい出力が取り出せるはずで、自分にとっては実に魅力的。

ペダル内蔵型と言う事でペダルシャフトが中空構造であることと、裏からのヘキサゴンレンチでの組み付け機能を潰しても表側からペダルの脱着が可能な事が必須と聞いて、自分の「ORB」に棒を突っ込んでみましたがちょっと深さが足りなさそう…。将来、ユニットのみ販売になっても搭載は無理っぽくてちょっとだけ残念。

※追記

  • SPEEDPLAY Nanogram Zero」のチタン製シャフトは裏からヘキサゴンレンチで取り付ける方式のため不採用。
  • AeroLite」には中空部のサイズ次第で組み込み可能だが希望するユーザーが少な過ぎっぽいので完成品販売としての採用予定なし。

2009年11月18日水曜日

世界で3番目に軽い(?)「SPEEDPLAY Nanogram Zero」

「SPEEDPLAY」 も「Nanogram Zero」の登場でペダル(130g)と3穴のクリート(88g)でトータル218グラムと年々軽量化が進んで来ました。

それでも重量面では今使って居る「m2 racer ORB」の方にまだかなりのアドバンテージがあるので食指は動かないはずだったのですが、ここに来てちょっと事情が変わって来ました。

最近「MetriGear」社の発表した僅か50グラム(!!)のペダル内蔵型パワーメーター「Vector」が中空スピンドルである必要上、先ずは「SPEEDPLAY」に搭載されて発売されるってことで、俄に興味が湧いて来たのです。

ペダル踏力を直接計測する方式ですから、自動車で喩えるとこっちは「グロス値表示」で、ハブで計測する「PowerTap」が「NET値表示」みたいな物でしょうか?どっちの計測が理想かは別にして、最近の高性能ホイールはどれも完組で出されることが多いのでそれらを自由に選べるこの方式は回転部分の最外周に重量が増えるって言うのがちょっと難儀ですが、それ以上のメリットが大なのではないでしょうか?

来年第一四半期に発売が予定されて居る「Vector」は、「SPEEDPLAY」のロード用クロモリアクセルモデル(下の絵のもの)に組み付けた状態のみ、とのことでチタンアクセルモデルはありません。逆に、シャフトさえ変えなければ計測上問題ないでしょうから「Nanogram Zero」に「Vector」からシャフトごとユニットを移植すれば、別途必要なANT+準拠のヘッドユニットの重量を加えても当面世界最軽量の「パワーメーター」が得られることになりそう。

ヘッドユニットで想定されている一番手頃なものは「Garmin」のニューモデル、「Edge 500」で、現行モデルだと「Forerunner 310XT」でも可能かも?と言う話。

本当は自分で組み付けてキャリブレーションするユニットの単体販売をしてくれると有難いのですが、残念ながら当座そう言う予定はないそうです。

2009年11月17日火曜日

「PowerCordz」 インナーケーブル

PowerCordz」はザイロンの繊維の束をナイロンのケースで覆った非鉄製のインナーケーブルです。内側のザイロンで引っ張りに耐え、外側のナイロンケースで形状を保持して戻しに応える仕組みです。カット前の重量でブレーキ用、シフター用と合わせても17グラムしかありませんから、実にアウターケーブルの軽量化よりも効くことになります。

まず、「パッケージに商品を入れ忘れたんじゃないか?」と思う位に極めて軽いことと「錆びない素材」って言う所は大変魅力的です。加えて、ケーブル表面が滑らかで潤滑も低粘度のオイルを使用することから作動も軽いですし、正しく使えばメンテナンスフリーで長寿命ですから性能的にも優れた商品と言えます。

まだ一般に売られて居ない頃、メーカーに問い合わせて色々と情報を貰ってロードレーサーとカンチブレーキ仕様のMTBに導入しました。組み付けに際しては、当時のモデルは汎用シフトワイヤーがエルゴレバーの凹みに嵌まらなかったのでタイコ部分を耐水ペーパーで桂剥きする必要がありました。また、現在はメーカーから「Nokon」用ライナーが用意されて居ますが、当時はまだなかったためシマノのテフロンライナーを流用しました。

欠点は、一度固定ボルトを緩めたらナイロンのケースが潰れるのでその場所では再締め付けが出来ないこと、一度潰れた部分は形が戻らないのでもうアウターを通らないことで、つまりはほぼ1発でセッティングしないといけないと言うことです。ケーブル長を短くする方向以外では再利用が出来ない訳ですから、フロント用はリアで使ったものからの使い回しも可能ですが、リア用は常に新品をおろさないといけません。そのせいでオーバーホール時にはついついなんとかしてケーブルをばらさなくて済まないものか?と考えてしまいます。工夫すると外さないでも大抵のことは出来ます。

また、外側のナイロンケースが破断すると引っ張られた時に内部のザイロンだけがずるっと動いてしまって、そうなるともう機能しなくなってしまいます。これを避けるためには締め付けられる(摩擦する)長さをなるべく多くとって力を分散させる必要があります。発売当初は上記を目的としたケーブル固定部用のパーツとしてはMTBのカンチブレーキ用のもの(下の写真)しかありませんでしたが、今は、各コンポメーカーに対応した専用のパーツがありますので必ず使用することをお勧めします。
ナイロンのケース部分に大きな傷が付いたら要交換ですが、各パーツ終端のケーブル出口とケーブルの固定部分で傷付けないように配慮すれば、先述の通り一般のケーブルと全く遜色のない(か寧ろそれ以上の)寿命がメンテナンスフリーで得られます。現在使って居るディレーラーケーブルはもう3年もの間、初期状態の性能を保って居ます。

他方、ブレーキケーブルでは一度大変痛い目に遭って居ます。「ax-lightness」のブレーキキャリパーで使って居たのですが、このブレーキのワイヤー固定は1cm足らずの直線上で行って居るために普段からそこにストレスがかかって居たようで、ある雨の日、赤信号の交差点でレバーを引いた途端に前後同時におシャカになったことがあって、その時は咄嗟に左折して逃げましたが本当に怖い思いをしました。

こちらも現在ではサードパーティーから初期型MTB用と似た固定方法を可能とする対応パーツが出て居ますのでそれを使えば安全に使用可能です。(下の写真です。)
組付けに際して、適合させるためのオプションパーツや潤滑剤等が要求される「注文の多い商品」ですが、それらも最近は結構出揃って来て居ますし、その手間をかけるに足るメリットのある商品ですから正しく使えると言う方にはお薦めです。

2009年11月16日月曜日

リンク式アウター 「Nokon Konkavex Carbon」

引いた感じが「軽くダイレクトになる」って言うのと「重さはノーマルの半分位」って言う触れ込みで人気なリンク式のアウターケーブルですが、最初に発売したのは今も尚一番ポピュラーな「Nokon」だったと思います。初代は球と筒を交互に繋ぐ方式の太目ちゃんだったものが、現在の同形のコマを繋ぐスマートな形になり、その後同形状のカーボンモデルが発売され、カーボン(ブレーキ用)が廃止されました。

現在入手出来る一番軽いアウターケーブルは「Nokon Konkavex Carbon」ですが、重量的なメリットはどうでしょう?1メートル辺りの重量はこんな序列ですが、リンク式は中にライナーが必要なので実際の総重量はその分嵩みます。
  1. Tune 'Plastic' Brake : 22g / Shift : 15g ※非リンク式
  2. Nokon Konkavex Carbon : 24g
  3. TIOGA I・LINK : 30g
  4. Nokon Konkavex : 38g
  5. Campagnolo Record (10S) Brake : 59g / Shift : 39g ※非リンク式
  6. Shimano Brake: 63g / Shimano Shift: 42g ※非リンク式
  7. Vertebrae: 56g
シマノもカンパニョーロもシフター用のアウターは意外と軽いので、完成車1台分にするとシマノとの比較でもマイナス50グラム程度でしょうか?

因に先述の「Nokon」3種は今も尚、現役で使って居ますが以下のような障害が過去数回起きて居ます。
  • 初代:球のアルマイトが摺動によって剥がれ、そこから腐食して形が壊れてインナーを傷付けたり、筒に齧り付きを起こしたり、筒が爆裂したりします。
  • 二代目(現行アルミ):素材のアルミが連結部分とフレームやケーブル同士の触れる部分でインナーが見える所まで削れます。腐食も起こります。
  • カーボンモデル:パックリと2つに割れます。(写真のバーテープから3コマ目です。)
そんな訳で重要保安部品としては信用に値しない、リコールがかかってもおかしくない危ない商品だと思って居ますので不断のチェックを欠かしません。アルミの方は、何かに触れる部分には熱収縮チューブ等で保護して、まめにさらっとした系の潤滑剤でしごいてキリキリ、ギチギチと音が鳴り出さないよう心がけて居ますが、カーボンモデルの割れについては突然起こるので、写真の状態を見つけたら慌てて外してインナーケーブルを詰める、帰宅してコマを足す、って言う対処しか出来ません。コマを足す際、インナーケーブルはおシャカになるので新品に交換です…。

そう言う訳で、新品状態で得られる引きの軽さやダイレクト感、重量差をどれほどの価値と見るか次第ですが、ちょっと人にはお薦めしたくない(けど見た目チューンとしては良いかも?)の代表格かと思います。アマチュアにとっては「見た目」も性能のうちです、多分…。

逆に多少重くなっても導入したいかも?と思わせるのが上記リストで最も重いセラミック製の「Vertebrae」。シリアスに純正以上の引きのダイレクトさなタッチを求める人ならこれ一択かも。

最後に、あまり語られては居ないと思いますが、「無理のない範囲で最短の取り回しを追求出来る」って言う特長があって、これは非リンク式では得難いメリットだと思います。

2009年11月15日日曜日

世界で2番目に軽いペダル「m2racer ORB」

既に廃業してしまった「m2racer」製オールチタンペダル「ORB II (改)」です。左右ペアで94g、クリートが取り付けネジ込みで52gです。軽さは勿論、ミニマルな見た目も気に入って居ます。
このペダルに限らず軽量パーツと呼ばれるものには結構無茶な造りをして居るものが多いので、こまめなチェックが欠かせません。例えばこのペダルの場合、軸受け用のベアリングを省略して居て、セラミックのブッシュとペダル本体が直接ペダルシャフトに挿入してあります。摺動部オイルによる潤滑だけが頼りなのです。

今日は日中雨だったのでローラー台に乗ってポジションを確認したり、自転車のメンテナンスをしたりして過ごしたのですが、ペダルをばらしてみた所、シャフトの一部で油膜切れを起こして焼色が出て居ました。日頃から注意して居たつもりなのに本当に油断出来ません。
※因に、世界最軽量の市販ペダルは未だに「AeroLite」でしょうか。クリート込みの左右で100g程と驚異的。ペダル本体が樹脂製で見た目が安っぽい事と、シューズの位置決めがアバウトな構造であること、フローティング機構がないこと、クリートのビス穴がロード用の3穴じゃない(のでシューズ換えたら却って重くなる)こと、等を嫌気して残念ながら導入出来ません。

2009年11月14日土曜日

Tacx ブレーキシュー チューナー

今まで億劫がって居た作業が、楽に、簡単になると「まめに行えるようになる」のは人情ですが、そう言う効能も含めて最近の自転車用品で最も感動したのがこの「Tacx T4580 BrakeShoe Tuner」です。

使い方はリムに嵌めたら、ブレーキワイヤーのアジャスターをちょっと緩めて、ブレーキシューのネジを締め直すだけ。それだけでトーインも、リムとの位置合わせも左右のシューの均衡も、全てが一発で決まって居ると言う画期的な治具で、これを使えばもう経験も勘も必要なくて、誰がやっても、何度やっても同じくベストな結果が出せるのです。

今まで手が2本しかないことを呪いながら時間をかけて締めたり緩めたりを繰り返して居たことや、こんな単純なアイデアの商品が今まで市場になかったと言うことが嘘のよう。

唯一残念な点は内側の形状が下の写真のようになって居るので、ふくよかなディープリムには嵌まらないことですが、セッティングの驚異的な簡便さ、精密さを考えたら、改造してでも導入する価値大いに有りです。
因にメーカー指定ではスポークは36本まで、リム高が40mmまでってことになって居ますが、僕のディープリム(ハイト53mm)は側面が真っ平らなため、真ん中のネジを外すことでギリギリ使えて居ます。

2009年11月13日金曜日

超軽量タイヤ 「TUFO Elite 100g」

車体の軽量化に際しては回転部分、特にその外周部分で大きなメリットが得られる事から、タイヤの減量は最も効く訳ですが、走りの質を決定する最重要の部品であるためいくら軽いからと言ってそれだけでは安易に採用出来ません。

それでも、とにかく数字的な軽さを求めるならば超軽量デモバイクの定番タイヤである「TUFO Elite 100g」、これ一択で他は考えらません。手元にある4本が公称通り皆100gを切って居て実に立派です。「TUFO」には同デザインの「Elite <110g」、「elite>120g」と言うのがあるので、これらを作った際の選別品なんじゃないかと思います。もっとも、軽さも性能のうちとは言えこれを屋外の一般道で常用するのは色々と問題がありました。もともとがトラック用タイヤなので仕方ないのですが…

  • タイヤ径が18mmを切る勢いなので最低でも10気圧(15気圧以上入ります)必要です。(携帯用CO2ボンベとか、並のフロアポンプじゃ入らないかも。)
  • サイドウォールが極薄なのでカンカンに入れとかないと転がりが重たくなってしまいます。入れてもロードノイズが大きいのでパワーロスは結構ありそう。
  • 空気圧を思いっきり上げとかないと使えないので当然グリップ性能は低くなります。そもそもブレーキングなんて想定されて居ないかも。
  • トレッド面のゴム厚が殆どないためアスファルトの上ではもの凄く短寿命(使い捨てかも?)。
  • パンクの危険性も凄く高そうです。路肩のアスファルトとコンクリとの継ぎ目が荒れている道ではリムを擦らないかとビクビクです。

と言う具合で言うならば「決戦用」ならぬ「計量用」って感じ。とても楽しいサイクリングは望めません。

そう言う訳で今、このタイヤはツール缶の中にスペアとして待機させて居ます。いざって言う時に「帰って来られれば良い」と言うおまじない用なら軽いに越したことはありませんから。畳むとクリンチャー用のチューブ並に小さくなるのも携帯にはうってつけです。

2009年11月12日木曜日

世界最軽量(?)ビンディングシューズ

車体重量で4kg近い線を目指して行くと、途中から1個の部品換装ではたいした重量減が期待出来なくなって来るので、靴やクリート、ヘルメット等の装備品での手っ取り早い減量が魅力的に思えて来ます。

特に、シューズはいくらクランク軸を支点に対称な位置にあって互いの重さを打ち消し合って居るとは言え、引き脚のことを考えればやはり軽いに越したことはないはずです。もっとも人間に装着されて機能する部品なので、足に(特に踵に)ぴったりフィットして居ることも(と言うかむしろそっちの方が)重要です。

そこで足型を作って2005年にオーダーしたのが写真の「LUST」シューズ。ネーミングも洒落て居ます。納品までに半年待たされましたが重量は待ってました!の264g、この数字は「両足分」です。ビンディングシューズとして依然世界最軽量の座をキープして居るんじゃないかと思います。

以下は僕の知って居るカーボンソール採用のオーダーメイドシューズと最近流行の「お店で成型」モデル達です。(重量の軽い順、価格は足型制作費、もしくは成型代金込み)
  • LUST(2005~2009):片足135g(1,000ドルから)→現在入手不可。
  • Rocket7(2009):片足180g以下(1足目が1,450ドルで2足目以降は950ドル)納期2ヶ月
  • ASAP ZION(2005~):片足190g以下(80,000円)採寸、型取り後3週間以内で納品。
  • Mavic HUEZ(2009年) :片足195g(49,850円 ※軽いけど成型機能はないようです。)

  • BONT A-ONE ROAD(2009):片足225g(945ドル)足型を作らずにお店で成型出来る安価なタイプもあります。
  • LAKE CX401(2009):片足235g(490ドル)お店で成型出来る新素材が導入されて居ます。
  • Shimano SH-R310(2009):片足278g(45,675円)足そのものを型にして成型する新素材が導入されて居ますが、もはや軽量ではないですね。
このうち僕が使って居るのは先述の「LUST」と「ROCKET7」の2つです。

「LUST」の方は、踵部分が足の形状そのままなのでピッタリ嵌まって一切動かなくなります。逆につま先側には若干ゆとりがあります。底板は力を加えてもしならず、中敷きはペラペラのスパルタンな履き心地。通風は申し分なくて夏でも快適(冬は寒くてカバー必須)。

ROCKET7」の方は「もの凄く良くフィットした靴」って感じで、中敷きやインナーもしっかりして居て足への攻撃性が低い反面、足との一体感はLUST程ではありません。ベンチレーション性能はやや低目です。造りの良さは遥かにこっちが上です。

自分的には「LUST」の方がお気に入りで、ずっとそっちばっかり履いて居たら最近かなり見た目がくたびれて来たので、そろそろ新しいのを注文したいなぁと思って居た所、先月急に職人兼オーナー(兼レーサー)のBart Sheldrakeさんが製靴事業を止めて、WEBサイトもたたんでしまいました。今後はメンテナンスのみの対応となって、ご本人はフレームの開発、製造に注力するとか…。本当に残念ですが大事に使って行かないとです。
【ご参考】「ASAP ZION」の職人(オーナー)さんとは一度直にお会いしたことがあります。足型の製作のため東京近郊なら出張して下さるとのことで、他の足型靴と比べて入手し易く、重量も上記の通り最新の超軽量を謳った製品を下回る上訳ですから実に魅力的な製品だと思います。靴底の硬さも好みで3段階から選べます。

2009年11月11日水曜日

ロードバイクの軽量化(その1:目標は4kg切り)

一時期自転車の軽量化に夢中でした。加減速が多い状況や登坂時に自転車がもの凄く軽ければ「その分だけ楽になるはず」って言う物理的な効能と、「今、自分は他の誰よりも楽なはず(だから頑張れ)」って言う励まし効果とを期待して居たのです。

今の愛車は概ね2005年に組み上げたものですが、その前年、海外のショーに登場したデモバイクはギリギリ4kg、この年にはダブルレバー仕様のリアを7速化した状態で3.7kgを記録したものがあったので、ブレーキレバーでの変速とリア10速を確保したままの4kg切りを目標にしました。

その年の初めにメーカー発の重量を頼りに机上でパーツを構成してみて、なんとか目標の達成が出来そうな線を見つけたので一気に発注して、届いたものから組み立てて行きました。間に合わないものはストックパーツや代用品の購入で間に合わせて、その年の初夏に組み上がった時にはトータルで4250g(ほぼ上の写真からGPSとボトルを外した状態)でした。フレーム、タイヤ、ホイールと、一部誠実なメーカーの公称重量は正当なものでしたが、残りの軽量パーツ約2kgのはずの分が250gオーバーで、業界標準のサバ読み度は平均してプラス方向に約10パーセントって所でしょうか。
(そう言えば「OGK MOSTRO」も見事にその位でした。)

その後、使ってみて問題のあったものをより信頼性の高いものに変更したり、また、組み立て中に発売されたよりデザインの気に入った新製品に換装したり、発注から大きく遅れて納品されたもの(1年以上かかったものも…)を組み付けたりして、日常的にまあ安心して楽しめる状態(下の写真)に落ち着いた所で測ってみると4.5kgに…。
初期状態から超過して居る大きな所はタイヤで、「軽量」を謳う自転車の定番であるTUFOの100グラムチューブラーからコンチネンタルのCompetitionにした分が前後で+270g。それからヘッドセットをより信頼性の高いKINGに換装して+60g、ブレーキケーブルを金属ワイヤーに換えて、そこからその間に交換したパーツの小さなマイナスが積み重なった結果がこの値です。

先日、2年前に注文した「ax-lightness」の「zeus」ステム」が届いて久々の減量。部品1個の換装で40g程軽くなったんですが、今はパワークランクを使って居るので、そのこと自体に何の意味もなくて、自転車本体だけで5.8kgもあります。そのトレーニング効果が十分に出た暁にはクランクを元に戻すつもりでなので家の在庫パーツで4kg切りに再挑戦してみようかと思って居ます。

2009年11月10日火曜日

POWERbreathe (パワーブリーズ)

人間の(有酸素)運動能力は酸素の供給能力によってその上限が決まってしまうので、筋肉を増大させたらそれに合わせた心肺機能、酸素摂取能力の向上を図らないとそこがボトルネックになって、結果として無駄に重たいだけの働かない筋肉を背負う羽目に…。そうならないためには血中のヘモグロビン量を増やすって言うヤバ目のを除いたら、
  • 呼吸筋を発達させて1呼吸辺りの酸素吸入量を増やす
  • 心筋を発達させて1拍辺りの血液流量を増やしたり、平常時心拍数を下げる
  • 筋肉中の毛細血管を増やして酸素の供給をスムースにする
の3つが重要になって来るのですが、この「POWERbreathe」はそのうちの「呼吸筋を発達させる」ためのトレーニング機器です。酸素を取り込む効率を上げることで運動中の心拍数が下げられたり、従来より強度の高い運動に耐えるだけの酸素吸入能力が得られるようになるのです。

これをくわえて居る間は主に吸い込みがキツくなりますが、子供の頃に一晩中気管支炎の発作と闘って居た自分にとってこの辛さは結構楽勝なので再開して暫く継続してみようと思って居ます。

同類のトレーニングは大きめのペットボトルが凹む程に中の空気を強く吸い込むとか、硬い風船を一気に膨らませるとかの反復でも可能だとも思いますが、この商品の部品構成に比して余りに法外な価格が「ペットボトルや風船では得られない何か」を提供してくれて居ると思わずには居られないって、こう書くとなんかヴェブレン効果の見本みたいな商品ですね…。

現在では写真のものに加えて新型も出て居ます。買うならどちらにしても青いのがお薦め。
自分は赤いのを買って失敗、最大に緩めないと窒息します。あと、使った後には唇が痺れるのであんまりやり過ぎると唇周りの筋肉が発達して人相が変わっちゃうかも知れません。

2009年11月9日月曜日

PowerCranksで屋外を実走すると…

今日は主に「パワークランク」のロック機構を使ってノーマル自転車状態にしてサイクリング。パワークランク導入以前よりも巡航速度は上がって来て居ます。ただ、これは今目指して居る脚の動かし方をサボって居る(踏み脚で反対側の脚の引き上げを補助して居る)お陰であって、帰路、実際にパワークランクに切り替えた途端に(それまでよりもずうっとキツい思いをして均一な回転をさせて居るにも関わらず)逆にスピードを落としてしまいます。まだまだ全然引き脚用の筋力が育って居ないことを思い知らされました。


また、パワークランクで外を走ると、ローラー台の上ではほとんど使って居ないと思われる前脛筋(膝下の外側)を激しく使ってしまって居る様子。必要な力が足りなくて本来使わなくて済んで居た筋肉を動員しちゃって居るのかも知れません。

2009年11月8日日曜日

PowerCranksを使ってローラー台トレーニング

遅くに帰宅してローラー台で一漕ぎ一漕ぎ筋肉の動きを確認しながら「PowerCranks」で30分。この位の時間であれば最近ようやく下ハンを握ったまま引き脚を遅らせることなくスムースに回せるようになって来ました。厳密には円運動を意識してペダルを漕ぐと引き脚が踏み脚の速度に間に合わなくなってしまうので下死点辺りから真上に脚を持ち上げて居るような漕ぎ方になって居ます。今の所それが一番効率良さそうなんですが単に自分が貧脚なせいかも。今は定速で回し続けることを優先して居るのでこのまま続けて様子見です。

あと、漕ぎ出しから15分もすると上半身や腕からは拭ったタオルが絞れる程に発汗するのに足は常時乾いたままなんですがこれが正常なのかどうかは不明です。

我慢さえすればもうちょっと続けられるような気もして来て居ますが、ここ数日股間の筋に軽い痛みが出て居るので余裕のあるうちに終了して居ます。まだまだこんなヘッポコ状態なので外ではロック/アンロックを併用しながらの走行をして居ます。ロック機構がなかったら実走に出かける度にノーマルクランクへの(BBも)付け替えが必要になる所でした。

※写真の脚とビバンダムソックスは自分のものではありません。

2009年11月7日土曜日

Kurt Kinetic Rock & Roll ローラー台

Kurt Kinetic」は北米で「1up USA」と並んでポピュラーだと聞くメーカーですが、僕の知る限り日本で扱って居る商社はなさそうです。写真のものは愛用の「Rock & Roll」と言うモデルで、左右に振れることで実走に近いペダリング(ダンシングも)を可能にすると言うのが最大の特長です。前輪用の台もターンテーブル状で、自転車のスイングに合わせてハンドルが切れる仕掛けになって居ます。

メーカーの作ったCMを見ると実に良く振れて居ます。

他にも負荷ユニットが液漏れしない構造であるとか、負荷曲線が極めて実走に近いとかやたらと売り文句が多くて、自信の表れとしてフレームだけに留まらず負荷ユニットまでもが永久保証の対象となって居ます。

「これは面白そう」とメーカーに問い合わせた所、「送料があまりに高くなるから」とかって言う理由で売り渋られたのですが、ポンド安のイギリスでさらに「送料がタダ」って言う有難い小売店を見つけて輸入しました。

アルミのローラーに乗って居る割にはちょっとざらっとした重い乗り味で、実走と比べると踏んで居ないとホイールの回転落ちが(フライホイールは相当に重たいはずなのに)かなり早めです。欠点としては左右の揺れに耐えないとならないことからフレーム幅が120cmもあること(持ち運びには全く不向き)と組み立て時に正立させるのが難しいこと位で、トレーナー用タイアを使って居る限りは音もまあまあ静かだし結構気に入って居ます。現行モデルは粉体塗装の緑が奇麗です。
※「Kurt Kinetic」はメーカーサイトで「世界でただ一つの…」と謳って居ますが、国産の「シロモトのインドアトレーナー」もこれほどではなさそうですが一応左右に揺れるみたいです。

2009年11月6日金曜日

PowerCranks (パワークランク)

楽にというよりは楽しくトレーニング出来るかも?と思って最近導入した「PowerCranks」です。RGTエンタープライズ(「assos」の日本総代理店です)で試乗させて貰ってその場で購入を決めました。

見た目の大仰さには秘密があります。左右のクランクアームが独立して居てそれぞれの根元にクラッチを内蔵することで左右とも正回転方向に回した時だけチェーンリングに出力が伝わる仕組みになって居るのです。
下死点からのペダルの引き上げに反対側の脚の踏力は一切貢献しませんからまさに引き脚だけが頼りです。常時「片足ペダリング×2」の状態で走って居ることになって、結果としてスムーズなペダリングと引き脚に必要な筋力とが同時に得られるはずって言う寸法です。

以下、怠け者レベルの自分が使ってみての感想です。

まずは引き脚が全然出来て居なかったことを痛感させられます。回すペダリングを意識し続ける必要があるのでローラー台での退屈感は軽減されます。しかしそれ以前に・・・
最近ようやく長時間連続で回すことが出来るようになったものの着けたその日は5分と続かない駄目っ振りでした。心拍が上がる前に脚が売り切れてしまうのです。平時のローラー台トレーニングメニューはとてもこなせません。

加えて路上走行中は路面の状況によって逐次ペダリング負荷が変わるので、それに回転を適応させるのが思いのほか難しいです。特に急に楽になった時に踏み足が勝手に加速すると引き脚が間に合わないような事態に陥ります。あと、ダンシングが難しい(そしてキツイ)です。今でも長時間は続けられなくてちょっと油断するとかくっと両脚が落ちて漕ぎ続けられなくなってしまうのです。

そんな訳で今の所ちっとも楽ではないのですが当分はこれで頑張ります。

【その他の特徴】
  • とにかく重たい(元がそこそこのロードレーサーなら1kg以上は重たくなるはず)ので鉄下駄効果抜群です。自分のパワークランクはロック機構付きとは言え、ペダル、シューズまで含めたら多分世界一軽い部類だと思うんですがそれでももの凄く重たいです。
  • 体を後ろに引きにくいため、早めかつゆっくりとしたブレーキングが必要です。
  • (これは慣れましたが)べダルからシューズを外す感覚が従来と変わります。
  • タイトなコーナリング時には内側の脚を上げておかないと落車の危険性があります。
  • クランクアーム長が細かく設定出来ます。最適なクランク長を追求出来るかも。
  • セレーションは、ISIS、オクタリンク、スクウェアテーパーから希望のものを選べますが、最近流行のBBの外にベアリングカップがはみ出すタイプのものはQファクターの問題で使えません。
  • シマノ、カンパ、コンパクトドライブ全適応です。
  • オプションでフロントトリプルにも互換性を持てます。
  • モデルによっては左右のクランクをロックして、通常のクランクのように使用出来ます。
ネットを漁って居るとこれでかなりの鍛錬を積んだ方々がいらっしゃいまして、「Youtube」等にトレーニングの様子をアップされて居ますから興味のある方は是非ご参考になさってください。

2009年11月5日木曜日

OGK MOSTRO 超軽量。但し、

※重量は当社計測による参考重量のため、実際の重量と若干異なる場合があります。(OGK Webサイトより)

巷で大人気のOGK MOSTRO」です。とにかく軽いって言う部分に興味はあったものの形状と配色の野暮ったさが気に入らずに長らく様子見して居たのですが、それらがかなり目立たない「Dura Ace」カラーなるものが出た折に入手しました。発泡樹脂部分が明るく目障りに感じられたのでそこだけ写真のように染色しました。塗装をすると重くなっちゃう上に樹脂を痛めて強度が下がる恐れがあって良いことなしなので、ちょっと趣を変えたい向きには染色がお勧めです。

公称ではS/Mサイズで190グラムですが、自分の買った個体は1割以上も重量オーバーして居ました。発泡素材を使って居るので多少の誤差は仕方ないとしても、「超軽量」を謳った商品としては失格です。正しく「XXXグラム以下(A.Iネット含まず)」的な記述をするべきでしょう。

長らく愛用して来た「Giro Atmos」と比べれば十分に軽くはなったものの、やっぱりちょっとくやしいので、支障のなさそうな範囲でアレンジしてみました。
  • A.Iパッドをやめてインナーパッドに。前縁部は汗留めのため、後頭部はクラニウムロックが髪に絡まるのを避けるために必要ですが頭頂部は不要そうなので使わないことにしてフィッティング用のシールも剥がします。
  • クラニウムロックのダイアルを裏側のピンが折れない程度に薄く削ります。
  • ストラップは嵌め込み式なので取り外せます。外して薄手のリボンに換えます。
  • ストラップを位置決めして縫い留めしてしまうことで調整用の金具は捨てられます。
  • 両脇のカブトの赤いロゴシールは薄手の反射テープに換えて、ついでに(使用して居るコンポが「Campagnolo」なので)「MOSTRO-DA」シールも剥がします。
  • 帽体裏は「アマ車連」シールだけ残して残りは捨てます。
ここまでやってもまだ196グラム…。こうなるといよいよ来年発売の「Giro Prolight」に気移りしちゃいます。こちらは175グラムだとか。

下の写真は2007年のサイクルモードに出品されて居た「Mostro」の欧州向けサンプル(未発売)。こう言う他社にない素敵なデザインのものが市販モデルになれば良いのにとても残念。

2009年11月4日水曜日

Ax-Lightness (その2)

最近クランクのプロトタイプが発表されて、いよいよフレームとレバーを含めた変速機やハブ、BB等の主要コンポーネント以外をトータルで「Ax-Lightness」ブランドで揃えることが出来ちゃいそうな勢いになって来ましが(もっとも全てが市場に出るのは何時のことやら・・・って所ですが)、加えてサイクリングアパレルもフルラインナップで発売されました。

カタログに重量が記載されて居るのがいかにもこのブランド「らしい」です。
作るのは「Ax-Lightness」自身じゃないので、注文さえ潤沢なら製造が滞ることは少なそうです。
上の写真は「Ax-Lightness」の補給食と日焼け止め。未だ非売品ですがどちらもかなりの軽さです。