2009年11月26日木曜日

Schmolke カーボン製ボルト


Schmolke」の「Carbon Screw」は、他社製のものより仕上げも美しく、M4からM6サイズまで各種ヘッド形状のものが取り揃えられて居ます。長さのバリエーションは少ないですが長さを詰めるのは極めて簡単です。

ところが自転車で多く使われて居るM5(写真右)だと、締め付けトルクが1.5Nmまでしか許容されて居ないため勢い余って沢山入手してみたものの使用出来る箇所が極めて少ないことに気付きました。逆に「付いていればO.K.」みたいな部分にはより軽量なナイロンボルト(左)で十分機能してしまうので、もうちょっと丈夫になってくれないと実用にはまだまだって感じです。

シートポストのハンガー部やステム、ハンドルへの使用は当然N.G.で試してすら居ませんが、いけるかも?と思って試してみたけどダメだったのは、フロントディレーラーハンガーの固定やディレーラーワイヤー、「PowerCordz」の固定です。

通常のボトルケージの固定、プーリーの固定には十分使えます。意外とブレーキシューの固定にも耐えますが、市販のものだとフロントにはアルミすら使って居ないものが多いのでちょっと怖いですね。もっと小さなものがあればディレーラー調整ボルトとかには十分使えそうですが現状そのサイズのものはありません。

ナイロンボルトは、ボトルケージが1個しか要らない場合の穴塞ぎ用とか、BB下のワイヤーリードの固定、サイクルコンピューターやライト等のマウントブラケットの固定に使えます。ボトルケージの固定には耐えられません。

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