自分のワードローブには真冬用(メーカーサイトによると6℃以下用)のビブショーツしかないので先週位までの陽気だと日中が暑くて辛いために多少寒くても夏用で済ませて来たけど、いよいよ衣替え。
夏用は「s5」パッドでサドル側にパッドは不要ですが、冬用は旧モデル(オレンジ色のパッド)なので長時間乗ると股間の2箇所に痛みが出ます。そこで冬の間だけサドルをパッド付きのものに交換します。ローラー台に乗る度にレーサーパンツを穿く必要もなくなります。
ベースはスペアの「m2 racer Eagle」です。ベースに5mm 厚の発泡ウレタンを貼付けて、ダイアモンドパイソンの皮を(滑り止め効果を狙って逆撫でになるように)貼り付けて居ます。
車体が地味なので色は鮮やかなライムグリーン。
【パッドの貼り付けについて】
パッドにしたい材料をサドル全面に両面テープで貼付けて、はみ出た所を切り落とします。革を貼らないで済ませるなら、5mmから10ミリ位までの発泡ウレタン等がお薦め。ウレタンを一度仮り留めにして、サドルに貼る前に耐水ペーパーで角を均一に撫でて角を落としたり、全体の形を整えたりしてあげると既製品のように奇麗に仕上がります。パッドの上から革を張る場合は、内部のウレタンは切りっぱなしでも大丈夫。
【革の張り付けについて】
サドル面より一回り大きく切った革を用意します。パッドを侵さないボンド(自分はスチのりを使いました)をパッド全面に塗り付けて、半乾きになったら、そこに裏側まで巻き込むようにして革を貼ります。糊が乾くまではサドルの裏側部分で引っ張り合うように縫い合わせ※ておいて(弱粘性のテープでぐるぐる巻きにしても可)、乾いたら仕上げにマチを切り残してサドルの裏側に糊付けして出来上がりです。
薄手で伸び易い革を使えば写真のようにかなり入り組んだ形状でも十分に元の形状に沿ったものが作れます。特別な工具を必要としない簡単な作業ですから落車してサイドを切ってしまったり、革がくたびれて来たお気に入りのサドルの再生にも有効です。
※「裏側で縫い合わせ」方式でやる場合、内装するパッドはサドル面や革に貼り付いて居る必要がないので接着剤や両面テープでの固定が出来ないGelパッドとかソルボセイン等を材料として使うことも可能です。あと、スチのりは乾くと硬くなるのでパッドの上面には塗らない方が良いかも。
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