今まで億劫がって居た作業が、楽に、簡単になると「まめに行えるようになる」のは人情ですが、そう言う効能も含めて最近の自転車用品で最も感動したのがこの「Tacx T4580 BrakeShoe Tuner」です。
使い方はリムに嵌めたら、ブレーキワイヤーのアジャスターをちょっと緩めて、ブレーキシューのネジを締め直すだけ。それだけでトーインも、リムとの位置合わせも左右のシューの均衡も、全てが一発で決まって居ると言う画期的な治具で、これを使えばもう経験も勘も必要なくて、誰がやっても、何度やっても同じくベストな結果が出せるのです。
今まで手が2本しかないことを呪いながら時間をかけて締めたり緩めたりを繰り返して居たことや、こんな単純なアイデアの商品が今まで市場になかったと言うことが嘘のよう。
唯一残念な点は内側の形状が下の写真のようになって居るので、ふくよかなディープリムには嵌まらないことですが、セッティングの驚異的な簡便さ、精密さを考えたら、改造してでも導入する価値大いに有りです。
因にメーカー指定ではスポークは36本まで、リム高が40mmまでってことになって居ますが、僕のディープリム(ハイト53mm)は側面が真っ平らなため、真ん中のネジを外すことでギリギリ使えて居ます。
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